〒590-0063 大阪府堺市堺区中安井町3丁4-10 堺東八千代ビル7階E号室
司法書士奥田事務所 堺東駅から徒歩5分
ここでは過払い金請求をすることによるメリットとデメリットをご説明したいと思います。
借入の途中であっても過払い金請求をすることができます。しかし、過払い金だけを返還していただき、借金はそのまま返済というわけにはいかず、相手方としては、借金と返還すべき過払い金との相殺をするお話になりますので、一般的には、任意整理(債務整理)といいます。この任意整理をすると(残高が残っている状態で過払い金請求をするという事)お分かりの通り、借金が減り、その減った残高の状態で月々の返済を再開するような和解をすすめますので、支払いが楽になります。また、残高を超える過払い金の返還請求権があれば、借金が亡くなったうえで返還金を受取る事も可能になるのです。(総量規制前では、このように過払い金返還をすることにより、破産寸前でご相談いただいていたお客様の借金がすべて完済というようなこともよくありました。)
過去に消費者金融でお借り入れされていたご本人様や、その相続人であれば、司法書士や弁護士に依頼せずとも、過払い金請求は可能です。取引履歴を消費者金融などに請求し、利息制限法による引き直し計算をして、請求すれば、返還交渉がスタートしていきます。
ただ、ご本人様からの過払い金請求になりますと、法的な知識・経験が豊富な方は少なく、やはり相手方に足元を見られてしまい、十分な返還ができないと感じています。司法書士や弁護士などの専門家へご相談いただくことが過払い金の返還では重要になります。
一番気になるところではありますが、過払い金がいくらになりますとは、答えられません。お客様によって取引状況、契約条件が異なりますので、当然の事なのです。これは、おおよその目安として思っていただきたいのですが、大手消費者金融で平成18年以前から5年から10年くらいの取引になりますと、限度額、高金利の時期にもよりますが、30万円から70万円と高額返還になる事が一般的です。この、過払い金を他の借入(例えば、過払い金が生じないキャッシングやショッピングリボ等)の返済にあてることにより債務整理が進めやすくなります。
※過払い金の計算は、各消費者金融から取引履歴を取寄せ、利息制限法に基づく適正金利に引き直しをしなければ正確な過払い金はでませんので、あくまでも目安程度で確約するものではありません。
よく言われるブラックリストなるものは世の中になく、金融機関、カード会社、消費者金融が加盟している信用情報機関に、次の借入が困難になるような情報が記録されることを一般にブラックリストにお名前が載ると言っています。完済後に過払い金請求をする場合は、この異動情報が載る事はありませんが、取引途中の段階で、過払い金請求をした場合、状況によってはブラックリストにお名前が載る可能性があります。ただ、残高が残っている段階で過払い金請求をするという事は、債務整理をするという事になりますので、状況としては月々の支払いが厳しくなっているのではないかと考えますので、一概にデメリットとは言えないと思います。
※残高が残っていてもブラックリストに載らない状況もあります。
債務整理や過払い金請求をするとカードは基本的には利用できないと考えてください。特にクレジットカード会社の場合、ポイントなどが付与されている場合も多く、お手続き前にはポイントの利用をお勧めしています。具体的なカード会社としては、イオンカード、クレディセゾンなど
受付時間 | 8:00~21:00 |
---|
土曜・日曜・祝日も相談可。フォームでのお問合せは24時間受付ております。お気軽にご連絡ください。お友達追加でラインからのお問合せも可能です。
対応エリア
堺市全般(堺市堺区(七道、湊、大浜、三国ヶ丘、浅香山)堺市北区(北花田、新金岡、中百舌鳥)堺市西区(上野芝、鳳、津久野、浜寺)堺市東区(北野田、初芝、萩原天神)堺市南区(泉ヶ丘、光明池、栂・美木多)堺市中区(深井)堺市美原区)松原市、泉大津市、岸和田市、和泉市、泉佐野市、貝塚市、河内長野市、富田林市、大阪狭山市、藤井寺市、柏原市
対応業者
アコム・プロミス・レイク(新生フィナンシャル)・アイフル・セディナ・クレディセゾン・オリコ・ニコス・イオンカード・OMC・セントラルファイナンス・クォーク・日本信販など